土地の有効活用のお話
不動産を取り巻く環境は、今大きく変化しています。単に土地を所有していれば良い時代は終わりました。
「ご自分の不動産を如何に有効に活用できるか?」これが、ポイントです。
区画整理が進行し、使える土地が生れたのに、ただ所有しているだけでは、何の収益も生れません。
固定資産税の負担・草刈等維持管理費用負担・ゴミの投げ入れの心配・さらには相続時の不安・・・・等々、心配の種は増えるばかりです。
土地の利用・活用方法は、大きく次の3つの考え方となります。
- 投資せずに安定した収益を期待する。
具体には、「誰かに借りてもらう」ということです。
「土地は一度貸すとなかなか戻ってこないから・・・」という貸す側の不安をなくすために「定期借地」制度が生れています。定められた期限で土地を借りてもらい、安定した収益が期待できます。
- 大きな収益を確保するために投資を伴う活用をする。
具体には、アパート・貸家等の収益の上がる建物を建設し、大きな賃料収益を上げることです。
那珂湊地区は、優良な賃貸住宅が不足しています。税制上のメリットが期待できます。低金利時代の今こそ、有利な投資といえるでしょう。
- 土地に拘らず、他の資産に振り替える。
具体には、売却・買い替えということです。利用予定のない土地であれば、土地に拘る必要はありません。売却し現金として他の運用・活用を考える。または、他の収益の上がる資産に買い替えることも、選択肢の一つでしょう。
土地の活用にあたっては、その土地の立地条件・広さ・地形・法律上の制限・インフラの整備計画・建築計画・資金計画・経営計画・税務対策・パートナーの選択等々多岐に渡る検討が必要です。
最新の知識と情報を持つ実績のあるパートナーにご相談されることが肝要です。(H21.05.25)