台風10号から一夜明けて、被害状況が明らかになってきましたね。
今回の台風は非常に大きいものだったこともあり、気象庁も事前にアラートを繰り返し発していました。
「2020年7月豪雨」の経験から、早めに避難した方も多かったとか。
そんな大きく発達した台風の要因として考えられるのが、
現在、世界的な問題となっている気候変動です。
1881年以降100年間で、世界の年平均気温は0.72℃の割合で上昇しているようです。
気温上昇以外にも、
【北極海の海氷減少】
【海水温の上昇】
【熱帯低気圧の最大風速及び降雨量増加】
などが将来的に懸念されているとのこと。
そんな中、日本は世界よりも早いペースで平均気温が上昇しています。
100年で1.19℃の上昇と、世界的に見ても温暖化の取り組みが後進国なのがわかります。
今回の台風10号だけでなく、昨年の台風19号(令和元年東日本台風)も日本の近海で発生した熱帯低気圧が、暖かい海水によって大きく成長しながら到来して、大きな被害を出してました。
台風のメカニズムを考えれば近年の台風の大型化・強大化は、温暖化の影響が要因なのは明らかです。
今後、気候変動による影響は自然災害だけでなく、農林漁業や生態系への影響もでてきそうですね。
取り返しのつかない事態になる前に、地球温暖化による影響を我々がもっと真剣に考えて、取り組むことが必要ですね。
出来ることから始めていきましょう!