宇宙飛行士の野口聡一さんを乗せたスペースX社の宇宙船クルードラゴンが打ち上げでしたね。

 

無事に打ち上げが成功したようで何よりです。

 

そもそもロケットってどのくらいの速度で進むんでしょうかね。

調べてみるとその目的によって必要な速度があるようです。

 

人工衛星など、地球の周回軌道に乗せるには秒速7.9㎞以上が必要とのこと。

時速にすると28,440㎞。

この秒速7.9㎞でようやく重力と遠心力が釣り合って落下せずに軌道上にいるわけですね。

 

 

さて、ではこの地球の重力を振り切って宇宙に上げるためにはどのくらい必要なのか。

その速度はなんと秒速11.2㎞以上!

時速にして40,320㎞。マッハ3を遥かに超える速度です。

月や火星に向かったりと、地球からさらに遠くに運ぶにはこの速度が必要なんですね。

 

 

このようにロケットの推進力で進むケース以外にも、スイングバイ航法といって惑星の重力を利用する方法もあるようです。

なんとこの航法だと、加速や軌道を変更することだけでなく、減速もできるとか。

うーむ。語彙力が足りなくてもう凄いしか出ないですね。

 

野口さんを乗せたロケットは現在、27時間程かけて国際宇宙ステーション(ISS)に向かう軌道上だそうです。